桂大五郎さんとモバ友になろう!
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- 2009/10/17 9:48
- 歴史と文学と栄養学交錯の瞬間
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- 日露戦争で日本勝利のためのポイントは、戦略以前に脚気との闘い。脚気の原因をめぐっての、海軍軍医高木兼寛と陸軍軍医森林太郎の論争は有名。食に原因ありとして、白米から麦飯に切り替え実績を上げる高木に対して、細菌が原因として頑固に治療法を考える森。当時最先端とされたドイツ医学を修めて帰国したばかりの森の方に世論は傾いていたみたいだけど、実際は高木の主張が正論でした。その結果が陸軍の苦戦と海軍の圧勝に表れてます。この森林太郎は、文豪森鴎外としても有名。高木兼寛はもっと注目されるべき人物だと思います。吉村昭著【白い航跡】に詳しいです。