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- 2013/4/11 18:52
- 今月4日に
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- 今月4日にゼロ魔の作者が亡くなっていた事を知って衝撃を受けた。
ゼロ魔自体は読んだ事無かったが、それでも凄く人気があって色んな場所で話題に上がるラノベである事は知っていた。
作者が末期ガンで、それでもゼロ魔の完結や、他にも抱えた多くの連載作品を書き続ける事を目指して闘病していた事も、ゼロ魔の構想は既に仕上がっていた事も知っていた。
だからこそ、回復の兆しが見え始めた矢先の死が悔やまれてならない。悔しかっただろう、さぞ無念に思い、さぞ無力を感じながら世を去ったことだろう。
だというのに、どうして彼を侮辱するような言葉を吐くニンゲンがいるのだろうか?
彼をダシにして悪意あるタイトルで閲覧数を稼ぐニュースサイト、批評家を気取り、作品を中断して治療に専念した事を無責任に批判する一部のネットユーザー。そうまでして人の注目を集めたいのだろうか?本当にくだらない、馬鹿げている。
ガンがどれだけ苦しいのか。自分の好きな仕事を投げ出さないといけないのがどれほど辛いのか。病に身を冒され、余命幾許も無い中で、それでもその少ない命を自らの作品全ての為に捧げる決意と覚悟がどれだけ重いのか。
それら一切を理解せずに、利益と自分の僅かばかりの虚栄心を満たす事しか考えず、彼を利用しようとする輩がどれほど醜悪で悍ましいか、言葉にすらならない。
惜しまれる人ほど早く亡くなられるというが、本当に早い。四十を少し超えたばかりだというのに彼は逝ってしまった。
本当に世の中とはままならないものである。
- 今月4日にゼロ魔の作者が亡くなっていた事を知って衝撃を受けた。