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- 2010/10/18 6:19
- 襟替え
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- 舞妓さんたちにとって、芸妓人生に入る門出であり、ただ一度きりの行事です。
昔の武士なら元服(成人式)にあたる、子供から大人へと変わる儀式です。
だから、舞妓の内は着物も子供用の仕立てになってるものが、芸妓になると大人用の仕立てのものに変わります。
この時だけに結う「さっこう」という髪型も、鉄漿(かね)を付けるのも、実は昔の若女房の姿です。
あちなみに鉄漿(かね)とは「お歯黒」のことですね。
つまり、花街という特殊な世界に入って、結婚することがまずない妓たちが、一人前の芸妓となって歩んで行くその門出に、大人の女性の格好であり、叶えられない願望の象徴である新妻の格好をするわけですね…
もっとも、結婚できない妓が多かったのは昔の話…
現代では結婚も自由です。
ただし、人妻となるからには、芸妓であれ舞妓であれ引退しなければならないけれど
ちなみに、襟替えの時だけではないけれど、特別な日は白粉(おしろい)の塗り方も変わります。
うなじの所、俗に「三本足」といって三つ叉に分かれたように白粉を塗ってますね。
これ、ふだんは二本の足になってます。
- 舞妓さんたちにとって、芸妓人生に入る門出であり、ただ一度きりの行事です。