化猫ωΦ)wさんとモバ友になろう!
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- 2013/6/29 19:14
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- 私達は後ろには戻れない道を
ただひたすら
前に向き歩き続けている。
いつも何かを求め、
誰もが何かを探しながら。
『本当の君はそこにいますか。』
求め探し続けている自分自身は
一体何を持ち
何を知っているというのか。
歩き続けている此処が
何処なのか知っているのか。
歩き続けている自分は
誰なのかを解っているのか。
『自分とは何なのか。』
自分が何なのか…
私達は断片的な答えを
幾つも並べ始めるのだろう。
何処から自分の断片を
拾ってくるのかといえば
決して戻れない後ろを振り返り
歩いてきた自分を
確認し拾うしかない。
歩いてきたのは
確かに自分だった、と。
『歩いてきたのは
確かに自分だった?』
断片を幾つ並べてみても
「自分は何か」
という問いに
答えられていない事に気付く。
実は並べた断片の
一つ一つを否定するもの、
矛盾するものを、
今の自分自身の中に…
有しているのを知っているから。
矛盾し合い、
正反対のものさえも…
自然に内包するのが、自分。
だから自分を求め、
自分を探し、
自分を否定する。
だから、
自分を疑う。
『君は本当にそこにいますか。』
断片の一つ一つを、
矛盾を、
今までの自分を否定する自分を、
自分を疑う自分さえも、
私はここに詰め込んでみた。
此処にいるのは自分なのか、
自分は此処にいるのか、
自分とは何なのか、と。
その問い掛けこそが、私。
私は矛盾する事で成立し、
自己否定を肯定する。
そして疑う事が答え。
問い掛けこそが答え。
『何処から来て、
何処へ行くのか。』
『此処まで来て、
此処から行くだけ。』
- 私達は後ろには戻れない道を