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    • 2012/12/31 22:07
    • 闇の力
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    • 久しぶりの池の下の公演が終った。
      おかげさまで全回満員御礼。
      新たなシリーズも順調にスタートした感じである。


      そして一段落する間もなく今度は寺山修司作品である。
      私の大学時代の同期が主宰する青蛾館の企画で
      寺山の初期一幕劇の「白夜」「狂人教育」「犬神」
      3作品を連続上演する。その内の一作品を私が演出する。


      演出するのは「犬神」。池の下では1999年に中野のザ・ポケットで上演した。
      その後、2006年に利賀演出家コンクールで野外上演。
      入賞して、翌年の利賀フェスティバルで再演した。


      今回、あらたに初演の地であるポケットスクエアで上演するのも、なんだか因縁めいているが、13年目の
      「犬神」を新しいメンバーでどのように作り上げるか
      今から楽しみである。


      この奥深い日本の闇に結びついた芝居について考えながら、ふと、ある小説の一節を思い出した。


      「どうして神聖は闇を背景にしていなければならないのか」

      大変に意味深い問いかけであり、宗教とか神話とか様々な神秘に対する、真実が潜んでいるように思える。
      闇に宿る神聖は、今の日本ではすでに失われているように
      思えるが、もしかしたら日本という国を動かす大きな原動力
      はこの闇の力ではないだろうか。


      闇について空想を広げながら、今回の芝居ではそんな闇がきらめく一瞬が見せられたらと
      思っている。

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