振り込み王子さんとモバ友になろう!
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- 2011/3/12 13:04
- 阪神淡路大震災で…
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- 被災しました。
家は全壊。
友人の命も奪われた。
両親を亡くした友人もいた。
真っ暗な中、着るものもままならないまま、何かに押さえつけられた開かないドアを蹴破り、外に飛び出した。
白々夜が明けて来ると、その悲惨な光景が目に飛び込んでくる。
薄暗い中、様子を見に近所を散策する。
自販機を破壊し中身を奪い合う人たち。
スーパーやコンビニから食料を取っていく人たち。
一瞬にして秩序はなくなり、無法地帯である。
災害時において道徳はなくなり、笑顔は消え、犯罪が増える。
近隣住民とのコミュニティー形成には時間がかからなかった。
皆、困っているから。
自警的な事も出来たし、情報交換もできた。
家が崩れた老夫婦も皆の力で掘り出せた。
妙な結束力が生まれるのも災害時の特徴だ。
避難先の小学校では、教室は避難民の住居スペースに。
理科室、家庭科室、図書室は遺体安置所に。
校内放送に使われるスピーカーからは、時間ごとに増えていく死者数や、安否確認のための行方不明者の名前が永遠流れている。
倒壊した家屋から木材を拾い集め、グランドで焚き火をして暖をとる。
暖かい所には人が自然と集まるものである。
夜になり、やっと届いた救援物資…オニギリ二個。
冷えてカチカチになったオニギリを必死で食べた。
生きるために。
二日目、三日目になると、物資がどんどん到着し始める。
ここでまた問題発生。
食べきれずに、腐る食料品が大量発生する。
学校も再開されないので、ボランティアとして働いていたが、大半の仕事は救援物資の片付けだった。
続きは後ほど書きます。
- 被災しました。