たかさんの日記

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- 2013/12/3 10:30
- 後悔
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- 相変わらずの毎日
  思うように動かない体
  
  親父の葬儀にも出れなかった
  見送りは棺桶を車に積む
  そこまではなんとか
  参列者や家族の思いやりで
  させてもらった
  情けなさで涙が出た
  同じ病院に入院していたのに
  死にめにも会えず
  また見送りも満足に
  出来ない軟弱な体
  棺桶の一部を持つだけで
  精一杯な自分
  焼き場にも行けなかった
  このころはまだ
  傷み止めは注射しておらず
  副作用でのふらつきでは
  なかった。透析の手術を終え
  まだなれていなかった為の
  ふらつきだった
  透析の手術を終えた俺に
  親父はこれで治ると
  良いなぁと言ってくれた
  手術を見届けたかのように
  親父は逝ってしまった
  他の家族からは理解
  されなかった透析手術を
  元気になるならさせてやれ
  と、言って手術代を
  援助してくれたのに
  結局何にも恩返し
  してあげれなかった
  手術が済んで数日間
  今まで父親との間にあった
  数十年間に渡る
  確執は少しだけ
  無くなったのが
  救いであったかもしれない
  中学以来ほとんど
  口をきかなかった
  口を開けば喧嘩ばかり
  まともに言葉を交わす事も
  ほとんど無かったが
  その数日間だけは
  本当に親子だった