最高の騎士さんとモバ友になろう！
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- 2012/8/1 23:48
- 【特別な】【存在】
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- 暇だから自分の力に気づいたきっかけでも話してやろう
あれは中１の夏休みだった
俺は貧乏な少年が毎日毎日あこがれのトランペットを窓越しに見つめるように商店街の一軒にあるかっこいい革ジャンをながめていた
そしてなんとか金をためて買ったんだがパワーアップ感がただ事じゃなかった
全身から力がみなぎってくる感じがしてどんな奴にも負ける気がしない
誰でもいいから難癖付けて威嚇したくなるほどの気分だった
マジで高校生の3人ぐらいなら簡単に倒せそうだった
俺は地元で当時最強の座を欲しいがままにしていたギャング団のキング（21）のところに殴り込みにいった
そいつはくちゃくちゃとキャンディをなめながらこっちを睨んでいた
そして部下が俺に「なんだ？餓鬼が」と寄ってくるのを静止すると、キャンディをペッと地面に吐き捨てゆっくりとこっちに向かってきた
俺がその鬼の形相に少しひややせし後ずさると勝機と感じたのかキングはこっちに向かって一気に突っ込んできた
しかし自分で地面に吐いたキャンディに足をとられ転倒そのすきに俺がワンパン入れるとちょうど鼻と口の間のやばいとこに当たったらしく気絶した
俺はその時にキングのポケットから転がり落ちたキャンディを１つ拾うとそれを口に放り込んだ
その味は甘くてクリーミーで、こんな素晴らしいキャンディを食える俺は
きっと特別な存在なのだと感じた
今ではその最強の座も俺のもの
その時キングがなめてたキャンディはもちろんヴェルタースオリジナル
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