空中分解さんとモバ友になろう！
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- 2012/11/11 18:22
- サンタさんへ
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- クリスマス前のことだった。
とある少女がサンタさんに手紙を一生懸命に書いていた。
その手紙は郵便ポストに入れられて、きちんと配送された。
サタンの元へ。
そう少女は字を間違えて、サンタではなくサタンに宛名の項目を埋めてしまったのだ。
「どんな間違いやねん。シバくぞコラ」
サタンは郵便配達人にぶち切れたが、彼も仕事のうちなので配送の拒否は承らなかった。
「しゃーないな。しかし、どんなガキや。なにかいとんのか」
サタンさんへ、私の親はお父さん一人です。仕事が忙しくて休みの日も仕事にでています。それなのにいつも帰ってきたら、料理を作ったり家事をしたりで、休む暇がありません。どうにか一緒にお父さんに休日を与えてあげてください。家事は私が頑張りますからサンタさんはお父さんに仕事に休みを与えてください。
「なんて、ええ子や」
サタンは不覚にも涙した。
そして、世界破滅計画を実行に移した。
「めちゃくちゃに破壊しよ。それでお父さんの会社も休みになるやろ」
こうして世界終末の日が早まった。
- クリスマス前のことだった。
