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- 2016/3/5 1:25
- 命日
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- 3月4日は愛犬の命日だった。
早いものでもう五年経った。
あの日と同じ金曜日だ。
あんなに泣き続けたのに、今年はあろうことか昨夜家族からメールがくるまで忘れてしまっていた。
自分にショックを受けた。
亡くなってちょうど一週間後の金曜、
3月11日の東日本大震災が起きた。
仕事先から帰るのも難儀だったし、その後の生活も戸惑う、未曽有な日々があった。
2011年は、私にとって、分岐点。
住まい、考え方、生き方が変わるきっかけがたくさんあった。
五年後、五年前と同じように仕事をして無事帰ってこれたこと、それは「当たり前」ではない。
内面も、「同じ」ではない。
愛犬の写真を見ても、泣くことはなくなった。
笑ってる顔を見て、天国で笑いながら走ってる姿を想像する。
生きてた当時の、じゃれている姿を想像する。
美味しそうにリンゴをしゃりしゃり食べてたことを想像する。
犬は大好きだけど、まだ飼うことはできない。
受け入れる気持ちが整えられない。
たぶん私は今後恋愛をしたり結婚をすることはないと思う。
あと数年して、本当に一生独りで生きる決意が固まって、収入に余裕があれば、新しい動物を、飼ってみたいと、思う。
ぜったい最期まで、大事に一緒に過ごす。
愛する、ということがしっかり出来たら。
命日は忘れてしまっていたけど、それが「愛してなかった」ということではない。
思い出はずっとある。
後悔していることも、楽しかったことも愛していた時間も。
それは消えない。
「もう一度会いたい、生き返ってほしい、長い時間をまた過ごしたい」とも思うけど、そんなことは叶わない。
一緒に過ごした思い出と事実を自分の栄養として、これから先も私は生き続けていかなくてはいけないのだ。
一緒に走り合う姿を想像するのではなく、それを思うことをきっかけに強く生きて天国の愛犬へ頑張る姿を届けたい。
- 3月4日は愛犬の命日だった。