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    • 2011/10/6 7:38
    • 救急隊日記~携帯不通、救急に支障
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    • 2011.10.5の毎日新聞夕刊に、タイトルの記事がありました 大地震が起きた時の救急隊が、携帯電話が使えない事態に陥った時のコトを記事にしたモノで、要約すると
      1:病院連絡の手段がなく、傷病者を連絡なしに病院へ搬送し、受け入れができるか確認した
      2:救急救命士が電話による指示要請が行えず、心肺停止傷病者に対して特定行為を実施できなかった
      という2点を考察したいと思います
      まず1について、救急隊の活動の流れは119番通報等を受けて現場に出動→現着(現場到着)し、状況を聴取しながら傷病者を救急車へ車内収容→バイタル(意識レベルや血圧、体温等、今現在の身体の状態)を計る→病院に電話で収容依頼をし、病院が受け入れの許可を確認したら現場出発、病院へ向かうという流れとなります 注目は一番最後の病院へ電話連絡をし、受け入れ可能かどうか確認できないコトです よく「すぐそこに病院があるのに何で遠い病院に搬送するんだ 」や「かかりつけの病院があるのに、何でそこに搬送してくれないの 」と言われますが、外来はともかく救急診療は原則「すぐに診る」のが前提となるので、例え近くてもかかりつけでも、その病院のお医者さんの手が空いていないと搬送は出来ないのです
      2の特定行為については、前に救急救命士による医療行為の日記にて説明しましたが、これは救命士が独断で行えるのではなく医師に電話をし、特定行為を行ってよいか許可を得てから実施するコトになっています。これを指示要請と言いますが電話が使えないので救命士と医師を繋ぐモノがなく、独断で行うのは救命士法違反となるため実施したくとも出来なかったというのが起きてしまいました
      以上のように携帯電話は救急隊にとっても無くてはならない資器材のひとつとなっていました ですが今回のように、突然使えなくなったばかりに活動が出来なくなるという事態はあってはならないコトだと思います 今後また起きるであろう災害に備え、消防でも現在対策をとっている最中です

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