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    • 2015/6/16 10:40
    • 悲しくて、幸せな本
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    • 主人公が最後に死んで『ああ、良かった』と、思わず泣いてしまう本。

      それが【100万回生きたねこ】だ。


      100万回死んで生き返っても、悲しむのは猫を失った飼主だけ…。猫は飼主が大嫌いだったから、自分が死んでもちっとも悲しくなかった。

      そんなねこが、初めて野良猫に生まれてきて自分の事が大好きになる。

      そして白いねこにあって、初めて愛を知り、別れの悲しさに号泣する。

      そしてねこは白いねこの隣で死に、もう2度と生き返ることはなかった。

      白いねことの出会いも、その会話も、字数にしてしまえば僅かなものだが、ねこの『そばにいてもいいかい。』の一言は、誰の心にも響く言葉に違いない。


      児童書ではあるが、子供の時に読んで理解できなかったとしても、大人になって何故この猫が2度と生き返らなかったかが分かった時、この本はその人の中でやっと完結する気がする。


      悲しくて、涙があふれてくるけれど、最後に良かったと幸せを感じる本。

      大人にこそ読んでもらいたい、そんな児童書である。






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