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    • 2011/11/4 22:29
    • 作文用紙2枚の物語
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    • 机の整理をしていたら、中学生のときに書いたと思われる作文用紙2枚の物語が出てきた。

      当時僕は星新一の本emojiに熱中しついて、その影響で書いたヤツである。

      漢字ミスが多く、稚拙な文章だけれども、なんとなく日記に書いてみる。



      ━━━━━━━━━━━━
      「ついにできた!」

      そう言ってA博士は飼っている犬にその液体を飲ませた。

      「不味い(°Д°∪)」

      と犬が言葉を発したのを聞いて、さらに満足げになった。
      博士は独り暮らしで、仲の良い友人もいないため、飼っている犬だけが唯一の話し相手であった。
      ただ、言葉が話せない。
      そこで、発明したのが今回の薬であった。

      これで犬と話せるという夢の日が始まった。
      しかし、研究に熱を入れすぎたため、犬は年をとっていて、薬を飲んで1ヶ月ほどで死んでしまった。

      博士は悲しみ自宅の庭に犬を埋めお墓を作った。
      数日後、そこには花が咲き、蝶などの虫が集まり、ずいぶんと賑やかになった。


      ある日、隣の家からうるさいと苦情がきた。
      博士は身に覚えがなく、しばらく考え込んだ。
      すると、庭からかすかに話し声が聞こえてきた。

      庭には誰もいなかったが、よく探してみると、墓の近くの花から声が出ていた。
      博士は悟った。
      犬の死骸から話せる力を草花が吸収して、その草花を虫が食べ・・・・・・・・・・



      あっという間の出来事であった。
      もはや博士の周りには、話せない生き物がいないほどであった。
      当然そのことは大問題となり、多くのメディアで取り扱われた。

      動物園の動物が言葉を話すようになり、客を馬鹿にして怒らせたり、園内の不平や不満を言ったりして動物園として成り立たなくなり、
      また、とある牧場では、牛が飼育員と喧嘩をして、仲間の牛と結託して、乳を出さないというストライキが起こった。

      博士は自分が引き起こしたことを深く反省し、話せなくなる薬を発明した。

      話せる薬の設計図があったので、それを元にして、前の薬よりも強く効くように作った。

      これなら大丈夫と、彼は家の周りに薬を撒いた。



      博士の予想通り、話せる生き物は次第に減っていった。
      薬を吸収した草花、それを食べた虫や動物たち、そしてその動物たちを食べている・・・・・・・・・

      ━━━━━━━━━━━━

      以上です。

      読んだ人の暇潰しになれたら幸いです。

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