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- 2020/6/4 20:38
- アフロダイストーリー4
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- そして時は戻り、さやかは13才になっていた。
「アフロダイエース…これが私の」
弓教授の苦労もあってか、さやかは言葉使いは丁寧になり、女性らしい雰囲気も出てきた。
体つきも少し大人になり、年々母親に似てくるようになった。
「兜博士が色々手を尽くしてくれたのだよ。研究所用の重機の予算枠を使って予算を捻出したりしてくれたんだ。それで腕等は掘削ようのドリルアームに変形したり、胸には気象観測用や爆破作業用のミサイルサイロが装備されているが…まあお前が作業をするのは当分先だろうが…」
「ありがとうお父様。兜博士にもお礼を伝えて頂戴。」
兜博士はアフロダイ完成式には立ち会えなかった。何か最近忙しいらしく、マジンガーZの詰めもあるだろうが、兜博士らしからぬ神妙な面持ちの時も増えていた。
時折ヘルの名を口にするが、あの行方不明となった偏屈科学者に関係があるのだろうか?
弓教授はヘルとは面識が少なかったが、いつぞやの科学発表会で会った事がある。
兜博士を目の敵にしているような挑戦的な口振りは科学者としてのライバル心以上の物を感じさせるに充分だった。
- そして時は戻り、さやかは13才になっていた。