黒蜜さんとモバ友になろう!
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- 2019/5/11 10:26
- 鹿児島旅~2日目・知覧編③~
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- 目にした書は全てが達筆で
綺麗な日本語の響きは心地よく
言い回しも分かりやすい
お手本として通じるような読みやすい文字や文章は
読み手(他者)への思いやり
兵士ご本人のお人柄や品の良さに加え
学の高さまでもが見て取れる
人として大切なもの全てが凝縮されているように思える
書は体を表す
とは正にこういったことなのでしょう
自筆の書は一部の兵士のみ公開されているにしても
寄せ書きなどにもフニャフニャした読みづらい字は一切見当たらず
「止め」 「はね」「払い」
がきちんと成された基本に忠実な
「丁寧なものづくり」
が常であった当時の社会
遺書を書き綴るのに使われたノートの紙ですら
乱雑に破かれたものなどなく丁寧に切り取られている
日本語の漢字や平仮名の美しさ
響きの綺麗さまでも再認識させられ
中身が伴わず無駄に年だけ取ってしまった自分にとっては
ただただ筆舌に尽くしがたい品々を目の当たりにし
堪えきれず涙を流し
時々隅っこに寄って鼻水チーンとやらかしながら((キチャナイ
順路を辿り、次の展示室は壁面が1036人の兵士たちの遺影で埋め尽くされており
特攻が行われた日の順番に展示されているのですが
20歳そこそこの兵士たちのご尊顔は皆、あどけないのですよ…
遺影には
・名前(役職)
・出身地
・生年月日(享年)
・命日
などが書き添えてあり
特攻の日によって何十人もの兵士の尊い命が失われた【命日】が全員同じなのですよ…
中には命日が 昭和20年4月13日 と書かれている遺影もあり
73年前の今日やないですか…
頭脳明晰な超エリートでいて思いやり溢れる孝行息子だなんて
現代に於いてもハイスペック過ぎやしません?!
ご両親にとって自慢のご子息やないですか…
(①)出撃前日、仔犬と遊ぶ兵士たち 拾い画
この写真はご覧になられたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか
それにしても皆若い…特に前列真ん中の青年は当時17歳だそうです
(②)寄せ書きの一部 拾い画
どれを取っても読みやすい文字。(①)のような、まだあどけない青年たちによって書かれたものだとは…
④へ続く
- 目にした書は全てが達筆で