えー太郎さんの日記

更新する

- 2011/4/9 0:40
- 独り言
- コメント(2)
- 閲覧(14)
- この度の震災で心が痛み、心の奥底の芯の感情に気付いてきている人たちが多いと思う。
  
  私もその一人。
  
  映像を見た瞬間、涙が溢れてきて止めることができなかった。
  
  どんなに傷ついても、凹んでいても、いつもの私なら人前で笑っていられる。
  しかし、今回ばかりは………
  笑うことがこんなにも苦痛だと感じたことはない。
  
  いたる所で痛みの声を聞くと同時に、政府に対する批判や、身近にいる人の他人に対する批判を散々聞いた。
  
  テレビでも、国会内で批判しあい、揚げ足をとりあい……
  義援金盗む人や、詐欺まで……
  
  この数週間で様々なことを感じた。
  
  もーうんざりだ。
  
  皆、頑張っている。
  
  批判しあっている場合ではないのに。
  
  心はもう、気付いているはずなのに。
  なぜそれを無視するのか。
  
  何とも言えない感情が心の中をｸﾞﾙｸﾞﾙまわる。
  
  心の声は言う。
  『もう少しの間、世の中を見ていてみなさい。』
  
  それも苦痛だ………
  
  でも、そんな中でも私の中で何かが変わりつつある。
  
  私も沢山のことに気付かされ、自分を見つめ直した。
  そして、色んな想いを知った。
  
  それは、未熟であるが上の楽しさなのかもしれない。
  立ち止まり、歩き、走り、また立ち止まり、身動きできなくなるまで自分で自分の中の時を止め、猛スピードで世の中が動いていっている樣を見ている。
  
  不器用な私は、いくつもの事をこなせず、1つのことをじっと見つめている。
  器用な人でも、どんな器用な言葉を並べても、行き着く心の中は同じだと思う。
  心の奥深くが求めているものは皆同じもの。
  
  ただ、不器用と思う人、不器用だと思われる人、器用だと思う人、不器用だと思われる人がいるだけ。
  
  それもまた個性。
  
  頑張らなくていい。
  
  誰かや何かを批判してまで自分にバリアをはらなくていい。
  
  心の豊かさは、何にも変えることはできない。
  
  いたるところで『今できること』と聞く
  
  今私にできること？
  色んな感情知って全てと共に精一杯、生きることだよ……
  
  東北のお客様が、時々、生の声を聞かせて下さる。
  心労はいかほどか……
  そのたびに、『頑張らないでいいので、どうか心とお身体だけは大事にして下さい』と言う。
  心からそう思う……