ゆめともさんとモバ友になろう!
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- 2012/10/23 16:05
- 待合室
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- 手術患者の家族として
待合室に座っている
手術予定時間は
7時間
その空間には
私以外にも何家族か居て
手術内容もそれぞれ
短い時間
中にいた一家族は
帝王切開で赤ちゃんが
産まれたようで
喜びに湧いている
その様子を見て
もう一つの家族は
『あの人達みたいに喜びの手術なら良かよね』
と笑っていた
待っている人達それぞれが
事情を抱えている
少し休憩しようと
喫茶室に入ると
たぶん産まれて何日かだろう
小さな赤ちゃんと
夫婦がいた
小さな赤ちゃんを
いとおしそうに抱いている
旦那さんを見ながら私は
『自分もいつか大切な彼にこんな顔をさせてあげられるだろうか…』
と思った
自分以外じゃなく
初めて
自分の人生を考え始めて
少しずつ前に進み始めた今
なぜこんな試練が
降り掛かるのかと考える
やっぱり自分の幸せを考えるのはいけないという戒めなのか
それともこれが
自分の幸せに向かって
歩き出す前の
最後の仕事なのか
くじけそうになる自分を
なんとか奮い立たせる事が
出来ているのは
どんな事があっても
側にいてくれる
大切な人がいてくれるから
波瀾万丈な私に
巻き込まれてしまうかも
しれないのに
それさえ覚悟して
『大丈夫だよ』と
側にいてくれる彼と
私は一生
歩いていきたい
- 手術患者の家族として