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- 2010/12/27 6:26
- 『戦う者たちへ』
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- 『戦う者たちへ』という題名の本があります
自衛隊で唯一の特殊部隊を創設され、しかし遂に自衛隊の体制に堪えきれず、退職金や保身に目もくれずに47歳1等陸佐(軍でいう大佐)で依願退職された方が書かれた本です。
内容は武士道、武道、霊魂、日本神話、戦争、日本と米、今と昔の日本人について、など多岐に渡りますが、共通するテーマとして『心』があります。
ページ数もそれほどなく、文字も大きくて読みやすいですし、著者の文には説教臭さや偉ぶったり自分を美化するところがありません(思想的なものもある分苛烈さはありますが)。
僕は読書が好きで気に入った本だと、この本を書いたのはどんな人なんだろうなどは考えたことはありましたが、初めて本を読んだ後にこの方にお会いしてみたいと本気で思い、実際会いに行ってしまいました 笑
今現在武道館の館長をされているその方を、最初は遠目で見れればそれで満足だと考えていましたが、見学をお願いした受付の方のはからいで実際にお話までさせて頂きました。
想像していたような苛烈な方ではなく、物事は柔らかで落ち着いた感じのする方でした。
話の内容はともかく、この方の本を読んで実際にお会いしてお話を聞いて、目指すならこういう方を目指したいと思うようになりました。
何か自分に負の感情がある時はこの本を読むようにしてます。
追記ですが、僕がこの方にお会いしたのは11月半ばです。何度もこの方の本を読み返し、やはり少しでも多くの人に読んでもらいたい本だと思い、今頃になってこういう文を打ちました。
今この国にいる、全ての何かと戦っている人、何かと戦わなければいけないと考えている人、その1歩目が踏み出せずにいる人、戦わずに逃げようとしている人に、この本を。
- 『戦う者たちへ』という題名の本があります