ωｰ)っ[おく]さんの日記

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- 2012/6/13 0:17
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- この前の6月9日。私たちが毎年、何気なく過ごしている6月9日。いや、はっきりとそう断言できないが、自分が感じている6月9日と皆さんが体験している6月9日は果たして同じ6月9日なのだろうか。いや、違うのかもしれない。そもそも6月9日とは何か、まずはその点について考えてみよう。
  
  6月9日。
  
  土曜日。
  
  なんの変哲もない休日。そうお考えかもしれない。しかしそれは本当にそうなのか。そこに隠された本当の可能性は本当にそれだけなのだろうか。私はそうは思わない。そこにはもっと大きな、何か、広がった何かがあるような、確信めいた何かがある。それは6月9日の可能性といっても過言ではない。それが何か、それははっきりとはわからない。誰にもわからないだろう。しかし私は確かに、そこに、何かを感じる。それが6月9日というものだ。さらに注目していただきたい。それは6月9日の｢6｣と｢9｣だ。似ている。ほぼ同じといっても良い。丸みがあり、なめらかな傾斜、そこから何かが飛び出していくような、そんな不思議な魅力がそこにはある。反転させれば重なり合い、お互いを許しあうような、そんな寛容さを持ち合わせている。それが6月9日。どこか懐かしく、包み込むように暖かい。僅かな可能性を感じさせてくれるような、そんな6月9日。私は6月9日に出会えて良かった。