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- 2014/4/2 21:40
- 7のつくギョーザ店
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タイトル通り、私は第○ギョーザのファンだ。
旨い、安い、腹膨れる、遅くまで営業している。マジ死角がねぇ。
唯一の欠点は、混むことだろう。時間帯次第では、1時間待ち。席についてからも、30分待ちとかザラにある。
また、店員の作業要領も独特なので、初心者はイラつくだろう。
よく、「まだか!」とキレる客を見かける。
だが、それでもいい。この店だけはマイペースでも許される。
練習で追い込み、お腹ペコペコな時でも、オーダーから1時間待たされてもいい。
それが風流である。
さてしかし、カロリーは高いし、タンパク質は少ない。アスリート食とは掛け離れた食べ物だ。
確かにギョーザ自体、凄く旨いのだが、それだけではこの店には通っていないだろう。
まあそれでも、通っている理由の6割は、ギョーザの旨さを求めてだ。
ホワイトが一般的だが、焼きも旨い。ちなみに焼きは、ホワイトと違い冷凍置きせず、その日の分だけ作るため、通な客は焼き派らしい。
俺はどっちも同じぐらい好きだ。あと、たまに蒸しを頼むとめっちゃウメェ。
通う理由の2割はスープだ。
これがホントにちゃっちい。
鷄ガラに胡椒ふっただけの、だれにでもバレる秘伝の味付け。通称「胡椒汁」
値段は破格の32円。されど妥当な32円。
だが、これがないと食事が始まらねぇ。変に気取った高級スープなぞ、駆逐蹂躙する実力と、脅威的な依存性。
その旨味は、深い。
いや、深くはねぇか。
むしろめっちゃ浅いかもしれん。
説明できない。飲めばわかる。
天才とバカの狭間にあるような汁だ。あれは。
通う目的、最後の2割は、二階にいるウーパールーパーを見ることだ。
結構前からいる。そして、少しずつ大きくなっている。
あいつと一緒に俺も大きくなってきた。会うたび、お互いに成長したと思える。
ヤツはいつも水槽の底にベッタリで、体位はほとんど変えない。
せわしなく動き続ける店員と客を静かに見守っている。
生物に備わっている攻撃性という本能を、あそこまで感じさせない生物は他にいない。見ているだけで優しい気持ちになる。
空腹でイラだった客も、食後は満足して帰っていく。そんな客に、「またおいで」って言ってるように見える。
あの縦50横70センチほどの水槽は、どんな名画よりもわかりやすく、「平和」を現している。
最近ウーパーが卵を産んだ。
またひとつ、通う理由ができた。