すべてかなうさんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
-
- 2016/10/16 17:32
- 思い出①
-
- コメント(1)
- 閲覧(10)
-
-
- 団体行動が嫌いな私は、幼稚園児の頃、毎日園長室に、スケッチブックとクレヨン、折り紙を持って遊びにいっていた。大好きな優しい園長先生は、そんな私に教室に帰るようには言わず、いつも応接セットの机とソファーを提供してくれて、自分は机に向かい、仕事をしながら、私のしていることをニコニコしながら見ていた。今考えると、まだまだ軍隊式の画一教育の多かった時代に、ずいぶん寛容で新歩的な先生であられたなぁと感心する。その後、ピアノを習う。ピアノの先生に『楽譜を読むのが早いね』と誉められ、ビックリした。なぜなら私はファを基準としてイメージで弾いていて、譜面は読むのではなく、見るものだったから。先生にその事を正直に告げると、『音大の先生に同じことを言われた。ファを基準に音符を読まずに弾くように。みんな音符を読まずにどうやって弾くのって言っていたけど、出来る人いるんだね。私には出来ないけど』と言われた。そして私は一曲を時間をかけて弾く。先生から『次の曲に進みたくないの?飽きないの?』とよく心配された。自分で納得できるまで弾かないと気がすまないし、好きなことをしているのに、飽きると言う感覚がわからなかった。