翡翠*!n$!Hさんとモバ友になろう!
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- 2009/12/6 13:09
- ハイジの謎②
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『リンク:ハイジの謎①/*clom*』の続き)
さらによく見ると、足もとのはるか下界を教会の尖塔が行ったり来たりしている。
どうやら100mぐらい上空で遊んでいるようなのだ。
歌の中で「口笛はなぜー遠くまで聞こえるの」などという素朴な疑問を漏らしているが、そりゃアンタがそんなに高いところにいるからだ!
音は全方位ドーム状に広がっていく。ヒバリやトンビの声がよく聞こえるように、障害物のない上空では、地上より音が伝わりやすいのである。
上空100mにおける時速68kmの振り子運動。
常人ならとても耐えられないが、ハイジは天真爛漫に笑っている。
恐るべき精神力だが、それより気になるのは、いったいどうやってこんなブランコに乗ったのかということだ。
歌に「教えてー、アルムのモミの木よ」という一節があるように、ハイジの生活圏内に有名な大木があるらしい。
ブランコの設置場所として考えられるのはここだけだ。
現在、世界最大とされているカリフォルニアのセコイアスギでさえ高さは110m。
ハイジのブランコの木は地上127mに横枝を張っているのだから、楽勝で世界一だ。
ブランコに乗りたくなると、ハイジはこの世界遺産級の巨木にアタックをかける。
127mの垂直登攀を達成し、間をおかずロープ伝いに27m降りる。
続いて全身を躍動させ、ジェットコースターなみのスピードを満喫するのだ。
遊びあきたら、むろん同じルートをたどって降りてこなければならない。
往復308mの垂直昇降。10歳前後の小ムスメが、いつここまで体を鍛えたのだろうか?
教えて、おじいさん!
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