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- 2019/5/13 22:20
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性格
あまり物事を深く考えず、更に考え事を苦手とする為に思考回路は単純で喜怒哀楽も思ったままに全て顔に出る。また、初めて見るものへの強い警戒心、一度それが解ければ二度と恐れず接する極端さ、加えて野性味さえ感じさせる程に優れた直感を頼る行動と遠慮無い物言いは動物か単細胞な馬鹿を彷彿とさせる。学習の機会が無かった為に自他問わず感情には酷く疎く、他の場合相手がハッキリ顔に出さなければ理解出来ず、自身の場合感情に振り回されて苛立ち、酷い時には周囲の物や人に当たる始末。
備考
・半年ほど前に潰れたとある研究所の被験者。幼児期より前に収容され学校そのものを知らない為、学力は極めて低く文字の読み書きは一切出来ず、世間に流れる話を聞く限りの一般知識しか無い。しかし会話そのものは問題無く常人と同程度に行える。
・研究所崩壊とほぼ同時期に発生し始めた連続襲撃事件の犯人。被害者は男女問わず喫煙者で、夜中から未明の内に行動を起こす。最初の内は「首に噛み痕」「脚に引っ掻き傷」といった軽度のものだったが徐々に出血を伴う怪我へ変わり、現在では人体の一部損壊にまで至っている。その野性動物染みた犯行から世間一般や警察の間では「獣(ケモノ)」と呼ばれている。
・彼の犯行を目撃、及び被害に遭った者は総じて「錯乱か混乱か、とても会話が行えるような精神状態では無く、一度だけ被害者を攻撃したかと思うと一瞬動きを止めて逃げて行く」と語っている。
・研究所での試みの結果として体格に見合わない身体能力、動物並の聴覚と嗅覚、銃による傷から二日足らずで立ち直るだけの回復力を望まず得た。特に身体能力は自身の損傷を思考の外に置けば素手で金属製の扉を破壊する腕力と、一軒家の屋根に一息で飛び乗れるだけの脚力を発揮する。だが当人の身体は「一般人よりそれなりに丈夫」程度の為当然代償として痛手を負い、痛覚もきっちり機能し動きが鈍る。
・今現在、特定の住処は無く戸籍も存在しない。雨や雪は近場の廃墟で凌ぎ、服も捨てられていた物を拾い他人の見様見真似で着ている。警察から逃げる動きを見せているが、本人は「得体の知れない黒い人間が多数追ってくる」という状況を嫌がって逃げているだけ。
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