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    • 2013/8/8 3:15
    • 手紙
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    • 皆様

      105号の○○です。突然のお手紙で失礼します。
      今回、地震で避難して4ヵ月間お世話になっておりました。
      避難してすぐくらいに玄関にダンボールに入った生活物資が置いてありました。どなたからなのか分からず直接お礼も言わずに帰る事になってしまいました。本当に助かり有難うございました。今回の手紙をマンションのお住まいの方すべてに書いたので、くださった方に手紙が届いていれば幸いです。
      また、山梨の方には大変お世話になり、仲良くしていただいた方、いろいろ物資もいただき、本当に助かり何不自由なく生活させていただきました。ありがとうございました。
      地元に帰り不安な事もたくさんあるとは思いますが、前向きにがんばっていこうと思います。

      その手紙にはこう書かれていた…。

      東日本大震災から、一ヶ月後くらいに、僕の住むマンションの駐車場に福島ナンバーの車が停まっていた。まだ、30前位の若いご夫妻と、幼いお子さん二人の四人家族…南相馬市から避難して来たらしい…。
      行き会えば挨拶をするくらいの関係だった。
      ある日、甲府市が被災者を招待したイベントに、ボランティアのお手伝いをしていたら、突然声を掛けられた!
      同じマンションに避難された御家族だった。覚えられていた事に驚きと感激で一杯になった。
      しかし、その後も会えば挨拶だけで、特に何なかった。
      でも、本当は…

      「この前は声を掛けられてビックリしました。良ければ、今度の休みに富士山でも見に行きませんか?」

      こんな何でもない一言を掛ける勇気が僕にはなかった…。
      また次が有るさ…
      自分をそうごまかしていた。

      次は来なかった…

      暫くして三日間程、洗濯物が干されなくなり、カーテンが外された…そして、この手紙がポストにあった。

      手紙には感謝の言葉しか書いてないけど、どことなく寂しいさと苦悩が感じられる手紙…若いご夫妻だけに、周囲の親切が逆に辛かったのかもしれない…僕に勇気が有れば、友達に成れたかもしれないし、相談に乗ったり、アドバイス出来て、少しでも気楽にさせれたかもしれないのに…。
      僕に特別にくれた手紙ではなく、全員に同じ文面なのだろうけど、一枚一枚、手書きで書かれた、僕にとっては棄てる事の出来ない、勇気のなかった自分への戒めの手紙…

      震災から大分経過したけど質問広場で原発の質問が立ったので書きました。

      今は何処で、この御家族が幸福に過ごしていることを願っています。

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