チェスさんとモバ友になろう!
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- 2010/10/25 23:54
- ☆新世界☆第6話
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母親がとうとう僕の所に到達した。
母親が周囲の異臭に気がついた。
『臭い』
そう言いながら僕の膝を覗き込もうとした。
その瞬間、僕は本能的に自分の右の手の平を母親の顔にかざした。
すると、僕の右手が金色に輝きはじめた。
まばゆい輝きが周りを飲み込む。
輝きがおさまると母親は横たわっていた。
死んだのか?と一瞬思ったが、どうやら息はしているようだ。
そうだ。今のうちにこの巻糞をどうにかせねば。
僕は悩んだあげく、トイレに流すことに決めた。
人間は地球で生まれ、地球で死ぬ。
それと同じように、ほとんどのう〇こはトイレで生まれ、トイレで流される。
それがう〇この定めだと、昔じいちゃんが言っていたからだ。
僕は手を洗い、リビングに戻ると部屋の臭いは消えており、母親は何もなかったかのように夕飯の準備をしていた。
いったい、右手の輝きはなんだったのだろうか。
僕はそんなことを考えながらトイレに入った。
大便をしながら僕は、じっと右手を見つめていた。
そうしていつしか僕は深い眠りについた・・・。
新世界~巻糞編~完