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- 2010/10/24 20:00
- ☆新世界☆第5話
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あと30秒しかない
僕は焦っていた。
とにかく隠そう!!
そう思ったときには親はすでにリビングのドアに手を掛けていた。
やばい!!
『ただいま~』
仕事で疲れ果てた母親がリビングへと入ってきた。
ドク、ドク、ドク・・・・
鼓動は高鳴る。
それもそのはず・・・
僕はあの巻糞を自分の膝の上に隠したからだ。
全身から冷や汗が湧き出てくる。
顔からポツ、ポツと汗が滴り落ちてくる。
そんなとき
『どうしたの?顔色悪いよ?』
母親がそう言って僕に近づいてきた。
『く、来るな大丈夫だから!!』
完全に声が裏返ってしまった。
目も、もうどこを見ていいのかわからず、完全にイッてしまった。
母親が僕のもとへ到達するまであと5秒