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- 2015/2/28 10:48
- 楢葉再訪日誌9(最終回)
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2014年12月19日
楢葉再訪日誌9(最終回)
今は山中♪今は浜♪
今は鉄橋渡るぞと♪
思う間もなくトンネルの♪
闇を通って広野原♪
その通りの風景が展開します。
竜田~木戸~広野
そう、この歌は常磐線車窓風景を歌った歌なのです。
つまり、広野原は
広い野原だと思ったら、
実は、広野の原というわけです。
ん…??
10月に、台風の中、広野駅に着いた時には、この海辺の平野は田園でした。
ただ、2段に積まれた黒いフレコンが並べられていたはずです。
田園表面の除染堆積物は、黒いフレコンに詰められ、何処かの集積場に移動したのでしょう。
で土が60㎝ほど掘られている…
実はこれも環境省に言わせると、除染だそうです。
上下置換法とほざきます。
宇能鴻一郎の小説の、
テクニカルなヒーローではありません。
田畑の土を60㎝の厚さで上下にひっくり返すと言うもの。
放射性物質に汚染された表土を地下に埋めて、はい出来上がり。
ふざけるな!!
地中に汚染。
そこに根を張る稲
ガンマ線被曝で粒の大きなお米が…
とか…
風評被害を言う前に、ちゃんと安全な除染をしてくれよ。
この事実は国民全てが共有するべきものです。
上下置換法で、除染しました。と言うのは、浜通りの米は危険で食べられないと公表しているのと同じです。
風評ではない。
どんな風が吹き荒れても変わらない事実です。
福島の復興はまやかしではどうにもなりません。
信頼に足る、
福島第一原発完全遮蔽、
完全廃炉
完全に迫る除染と
除染廃棄物の完全処理。
それが完遂されるまでの、完全避難。
被害者の完全補償
それが行われなければ、
国自体も信頼できません。
のどかな、唱歌の風景が、まやかしによる殺人の、恐怖の風景に変わってしまった。
これは既に住民帰還を果たした、広野町の現在、現実の風景なのです。