維新さんとモバ友になろう!
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- 2014/8/9 18:23
- あなたのことが大好き
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- 思い出のマーニーを見てきた反動で書いてる苦識です、こんにちは
パヤオと久石さんだけがジブリじゃない!って感じでした
透明感のある作品。
音楽も久石さんではないですが、非常に美しくも不気味、ミステリアスな雰囲気をかもし出してました。
あとは少女や女性の描かれ方。非常にリアル。スマホいじってる女子学生がやけにリアルでした。
風たちぬが少し男性向けだったので、今回は少し女性向けにしたのかな
以下ネタバレありなのでご留意を
たぶんもう私の日記を見る人もいないでしょうけども
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愛されなかったマーニー。
それでも誰かを愛することができる。
愛されないと思っていた杏奈
それでも誰かを愛することができる。
愛し、愛されるもの……
こういうことなんでしょうかね。
百合ものとはいかないまでも、少女のひと夏の友情物……と思っていましたが、違いますね。穢れててすみません。
ほんとうは家族愛……かな?
マーニーというなぞの少女を探して杏奈は夏をすごしますが、私たちはそれを追体験しているような感覚になります。
いったいマーニーはだれなのか?(途中まで私は人形の精霊かと思ってました)そういう点では非常にホラーチック(ミステリアス)で、劇中の透明感も手伝い、ただただ美しくのんびり、というものではなかったです。
それと非常に社会学的な問題を抱えてました(解説ではっきり自覚しましたが)
ある輪にとらわれた女性はどのようにして解放されるのか?
古き物語であれば城の姫は王子様に助けられるのが鉄板。
ちょっと前の物語であれば、家庭に囚われている娘は結婚によって新たな家庭をつくります。
では今の少女は?そもそも囚われているものはなんなのか?城なんかない、家でもない。ゆえに王子様もいない。
杏奈もそうあったんでしょうかねぇ。じゃあ今は誰が助けてくれるのか?
それは自分で現実の中に見つけるしかないのかもしれない。
劇中ラストでマーニーは杏奈のもとを去る(むしろ杏奈がマーニーから去る)、自然なことなのかもしれないですね。いつまでも夢見る少女じゃないんですから。
ただ最後の疑問
あの釣り人だれだったんでしょう?(何を意図してたのか)
マーニーを知ってるらしいですが……幻想への案内人ポジ?
- 思い出のマーニーを見てきた反動で書いてる苦識です、こんにちは