魔芋茎さんとモバ友になろう!
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- 2012/12/1 0:23
- メリダとおそろしの森
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70点
『BRAVE』
ピクサーって、なんか新しい童話の形をしてるような気がするよね。
今回も「伝説とは教訓である。そこには真実が詰まっている。」って、すげーいい話だったし。
ただ、なんか既視感がある話だった…w
まず、獣になって、徐々に意識失うのはモロに山月記だよねw
で、「獣だけど理性あるよ」的なのとか、「完全に野生化してしまった」ってのを目で表現するのは『ヒックとドラゴン』にもあった技法だし。
熊2匹が戦うのは、本当はやりたくないけど、愛する人を守るためにその強大なパワーを発揮しているところに、『インクレディブル・ハルク』の「ハルク対アボミネーション」を重ねてしまったw
それから危惧していた吹き替え担当の大島優子については、
最初ちょっとラ行が言えてなかったけど、前半以外はしっかり役にハマってて、篠田麻里子みたいな酷いことにはなってなかったですw意外とイイ!
あとは、当たり前のことだけど(当たり前なのが凄いんだけど)、もうCGのクオリティが半端ない。
今回は、木のしなるシーンと、弓を裂くシーンが凄かった。
スローなのに、あそこまでちゃんとリアルに出来るって、相当だよね。
他にも、最初の方の、森の中でメリダが弓を射るシーン。なんか分からんけど、スゲー感動した。
てか、ピクサーに毎回思うことだけど、音楽もいいんだよ。今回もいい音楽だった。
そして、ギャグも気が利いてたりでいいんだよ。
男共も、あの何言ってるか分からん王子とか、父親のキャラとか面白いw
あと、三人兄弟の無敵感と、隠し扉の多さwいいよねw
ただ、絶賛できるかというと、それはね…。
「話を聞いて」がテーマっぽかったけど、それならきちんと話を聞くシーン入れても良かったんじゃね?
あと、タペストリー直す時に、城の中に熊も一緒に行く意味なかったよなw
それから、なんかメリダと母親の歩み寄りが急だったような気が…。
まあ、母親はあんな経験したらメリダの気持ちも分かるかもしれんし、メリダはメリダで成長したんだろうけど、
それでも歩み寄る決定的な出来事ってのは何か欲しかったかな。
まあ、監督交代とかいろいろバタバタしてたらしいので、クオリティは『トイ・ストーリー2』くらいですwオススメです!!w
メリダのあの髪、「枠やしきたり、決まりに収まりきらない」って意味らしいけど、なんか汚い…w