魔芋茎さんとモバ友になろう!
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- 2012/10/17 15:56
- 最強のふたり
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- 60点
内容はいい話でした。
が、それだけで「良い映画」になるわけではありません。
「映画」としての盛り上がりに欠けるし、構成もどうかと思う。最初、回想方式にした意味が分からんし。
もちろんフランスでの好評ぶりや、日本でも褒めている人がいることは納得の映画でしたがね。
最初の「回想」っていう構成は意味わからんけど、
その時の音楽に合わせてノリノリになってる2人とか、こっちまで体が動いてしまうような楽しい気分にさせられますしw
特にEARTH,WIND&FIREの「SEPTEMBER」使うのは反則でしょwそりゃ気に入ってしまうってw
『ナイト ミュージアム』も「SEPTEMBER」パワーで100点取ったくらいやのにw
カメラワークも、わざと極端にアップにしたり、周りをぼやかしたりして、
ドリスの不安定な心情なんかを分かりやすく表していました。
ギャグも、不謹慎すぎて笑っていいのかどうなのか凄い微妙なところではありましたが、
結果として笑いを抑える事ができませんでしたw
それくらい単純に面白いw
特にドリスが「木の男」を見て爆笑するところは最高w
「芸術を笑い飛ばすのは嫌いじゃないけど、それは教養ある奴がやるからこそスカッとするんだけどな…。」とか考えながらも、でもやっぱり笑ってしまうw
ちゃんと「いい話」的な部分も描かれてて、
フィリップの妄想痛を真面目に介護するドリスは、「障害者」に対する介護じゃなくて、「友人」の看病をしてるって感じで、
ドリスの「障害者に偏見が無い」という設定を演技できちんと表現できてたと思います。
ドリスはフィリップと接して、人に対する接し方や教養身に着けて成長していたし。フィリップは…うんw
でも、ここまでいい題材が揃っておきながら、映画としても盛り上がりに欠けてしまったのが非常に残念。
構成をちょっと変えれば、きちんと最高のクライマックスを作る事ができたと思うんだけどなー。
あと、ドリスの弟絡みの話とか、ドリスの絵とか、フィリップの娘とか中途半端な回収になりすぎ。
イヴォンヌのオチは良かったけどw
人生におけるハンディキャップを笑いとばすあたりは『50/50 フィフティ・フィフティ』に似てたけど、『50/50 フィフティ・フィフティ』の方が面白かったかなー。
まあ感動できるかは知りませんが、笑える映画であるということは間違いないのでオススメです!
てかフィリップは髭面のほうがイケメンだったよなww
- 60点