櫻圓弥千流さんの日記

更新する

- 2011/3/24 12:34
- 時代背景は大正8年～10年頃かと思われる
- コメント(2)
- 閲覧(79)
- 雪うさぎさんと共同で、このプーリップ達を元に小説的なものを書いたりしているのですが、
  
  何せ舞台が明治～昭和後期ですから、時代考証が大変＆面白い(笑)
  
  昨日はお休みでしたので、
  地元図書館にて、各学校の創立記念の書物や伝記、小説等を読みあさり、当時の事を色々調べたりしてきました。
  
  当時の旧制中学校・女学校の授業内容、
  明治末期の県立松山高等女学校生の日誌、
  大正末期の、各学校の制服の移り変わり、
  
  太平洋戦争時、可愛らしいセーラー服やワンピースの制服、授業や修学旅行も規制、禁止され、
  全国統一のジャケットとヘチマ襟のブラウス、モンペにゴム靴・下駄に身を包み、
  旭旗を降り兵隊さんを見送る女学生の写真や手記。
  
  戦時下の旧制中学校・高等学校の男子生徒達の写真。愛国心に溢れながらも苦悩が見え隠れする日記。
  
  色々胸を打つものもありました。
  明治中期から、
  昭和23年に学制が改革され男女が机を並べて共に学べるようになるまで、
  約50年間の間だけに存在した旧制中学校・女学校と高等女学校。
  
  様々なドラマが其処にはあったようです。
  
  さて、写真は大正8年～10年頃をイメージしました。
  大正10年に、福岡女学院が日本で初めてセーラー服を洋装の制服として制定したそうですが……。
  この写真では既にセーラー服を着ている子も居ますね。
  ……時代考証が既にそこでつまづいていますが、まぁ良いじゃないですか(笑)
  セーラー服、作るのも着せるのも好きなんですよ私は(笑)(笑)
  
  何よりも、一枚目の写真のドール達の、着物・袴・制帽・制服、
  これ、全部私の手作りです。
  黒い鞄とセーラー服の子がかぶっている帽子の二つ以外
  そうですとも。白い学生鞄、黒とグレーの制帽、セーラー服、袴、
  クドいようですが、全部私の手作りです
  
  あの頃の学生さん達の雰囲気、少しでも出していれれば幸いです。