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- 2011/12/20 23:54
感想チェインギャングは忘れない
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- 横関大ｻﾝ
2011年 講談社
友達と待ち合わせまで結構ある。
こんな日に限って本を忘れてた私。
ではﾀｲﾄﾙが気になってた本。買ってみますか。
乱歩賞作家の3作目。爽やかな読後感。とっても楽しめました。本はﾔｯﾊﾟﾘ出会いですな。
ｸﾘｽﾏｽを間近に控えたある日。
囚人を搬送する護送車が突然襲撃を受け、五人が脱走します。
ﾄﾗｯｸﾄﾞﾗｲﾊﾞｰの早苗の前に現れた一人の男。記憶を失っている。早苗は都内まで乗せることに。
その頃、毎年現れる連続殺人鬼『ｻﾝﾀｸﾛｰｽ』の対策をしていた刑事達。脱走した囚人も追うことになります。
無関係に見えた事件。初恋。友情。信頼。子供への愛。全ては繋がり、ﾗｽﾄまで加速していきます。
軽快なﾘｽﾞﾑでﾄﾞﾝﾄﾞﾝ引き込まれます。
何故脱走したのか。ただ一つの理由のために。
読み終わった後の爽快感は素晴らしいです。久々にﾜｸﾜｸしました。
将来の夢？
『かっこいい男になりたかったな』男は答える。
十分かっこいいよ。気分がすっきりしたい時にｵｽｽﾒの本です。
- 横関大ｻﾝ
感想
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