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    • 2014/3/2 22:29
    • HIROSHI 2
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    • それは 本当に偶然だった
      大学を卒業した私 学生時代の友達と飲みに行ったとき
      そろそろ帰ろうか?と繁華街を歩いていたとき
      数人のギャラリーを集めるストリートミュージシャンと出会った

      ジャケットの襟にベロのマークのバッジを付けていた彼
      最初は判らなかった
      「何かStones 1曲歌ってよ」
      私の言葉に応えてWild Horsesのメロディーを演奏する

      歌い終わった彼と目が合ったとき 2人の時間が逆行した
      HIROSHI・・・彼も私を覚えていた
      「久しぶりだな? 10年くらい経つか?」
      そんなには経たない でも覚えてくれてたことが嬉しかった

      それから 私とHIROSHIの時間が流れる
      もう あの頃のようなみそっかすではない
      男と女としてのHIROSHIと私

      その時 HIROSHIはすでに妻子がいたが
      そんなことは どうでも良かった
      周囲の人たちが 私たちの関係を認めている
      それだけで その時の私には充分だった

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