航蘭さんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
-
- 2009/4/4 2:13
- 東京ミカエル。
-
- コメント(2)
- 閲覧(3)
-
-
- 『。ルエカミ京東』
『ナミダイロキューブ』
詩・曲 真田一航
本当は気付いていたよ
君が僕を好きじゃないこと
どうにかしてひきとめたくて
同じ言葉囁いてた
出会った頃よく聴いていた
思い出の曲覚えてる?
今日最後に君に聴かせたくて
この場所へ来てみたけど
悲しくて辛くて涙がこぼれて
ちゃんと歌えそうにないよ
そんな気持ちを悟られないように
部屋のあかりをそっと暗くして
君の手を握った
通り過ぎた思い出達涙色に染めていくよ
主旋律の欠けたふたりの思い出の曲が
視界の隅薄明かりに照らされた君の顔が
切ないように泣いているようにみえた最後の夜
もうすぐ始発の時間がくるから
ちゃんとお別れを言わなくちゃ
どんな言葉をかけたらいいんだろう?
いつもと同じ言葉でさよならすればいい筈なのに
どんな風にどんな顔で握った手を離せばいい?
沈黙したままの世界が静かに時を刻む
震えながら迷いながら最後の瞬間きたみたいに
無口なまま君のほうから歩き出す道を
君の少しうしろのほう僕は手をのばせなくて
消えてくように崩れてくように過ぎた最後の夜
- 『。ルエカミ京東』