アニバー田中さんとモバ友になろう!
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- 2008/5/26 5:11
- この気持ちを忘れないように日記に書く。
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- あれは大学での健康診断で起こった。
(大学の健康診断は、プリントにある項目を各自で受け、提出すれば終了である。)
僕は、福田君と一緒に回っていた。福田君は前日にほとんど終わらせており、内科を受け終わると僕待ちの状態になった。
『急がなければ、急がなければ。』
そう、僕と福田君はそれほど親しい仲ではない。
僕は目を疑った。
[検尿]と男子トイレの前に貼ってあった。
『まさか人前で…』
不安は的中した。コップに尿を入れ、トイレ前の診察所で検査をする。
『なんてこった!尿が黄色かったら恥ずかしいじゃない!』
不安は的中した。コップは黄色い尿で満たされた。
そんなコップを片手に列に並んだ。
「え~と、蛋白ですね。」と綺麗なお姉さんが言った。
僕の前の人だった。
『あわわ。前の人、恥ずかしぃ。どうか僕は蛋白ではありませんように…』
僕の前の人は逃げるようにその場を去ろうとした。
と!その瞬間!僕の右手に鞄がクリーンヒット!
弾ける僕の尿!凍り付く空気!祭りの後の床!
みんなの視線が僕に集まっていることは知っていた。
だが、僕は知らん顔をして、残り少ない尿入りコップを綺麗なお姉さんに差し出した。
『たぶん大丈夫だろう…。誰も見てないって』
そう自分に言い聞かせ、後ろを振返った。
「まじ、きたねぇ!!」
福田君だった。
彼はそう言いながら、トイレットペーパーで床を拭いていた。
あなたは人の尿を拭けますか?
トイレットペーパーだと、吸水率が良すぎて手にかかりませんか?
福田君には何でも相談できそうな気がした。
只今、AM5時。目覚し設定時間、AM6時。
どげんしよう…、どげんしよう…。
- あれは大学での健康診断で起こった。