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    • 2009/11/13 16:17
    • 茶壺(季節のことば-十一月②)
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    • 利休の若いころの茶には、茶壺をもたぬと濃茶の客をまねくことができないとされたもので、古来、名器として伝わるものには呂宋(ルソン)(いまのフィリピン南方諸島)の壺が珍重されています。
      習事(ナライゴト)十三ヶ条の中にも、茶壺を飾っておき、客の所望に応じて壺をとりおろして拝見にまわします。茶壺は床に飾るとき、葉茶は入ったままのときもあり、葉茶のない空のときもあります。茶壺には口覆(クチオイ)という裂(キレ)をかぶせ、口緒(クチオ)というひもでしめておきます。亭主は茶壺をとりおろし、口覆をとって茶壺とともに拝見に出しますemoji茶壺に葉茶の入っているときは、壺を倒して扱い、空のときには立てたまま扱うなどの習いがありますemojiこうして茶事のはじめに茶壺を拝見し、あとの濃茶や薄茶にはその茶壺の新茶が客にふるまわれることとなります。
      こうした新茶をはじめて客にもてなし、茶壺の口封をきることは、新しい年の茶の使いはじめとして、お茶の世界における新しい年のはじまりともいえます。したがって昔から口切のころがお茶の世界における正月と考えられてきましたemojiそして、暦の上の正月のほかに、新茶をひらく年のはじめを口切の茶によって祝い、口切には正月に使う道具が、そのまま使われたもので、十一月の茶に「元日」という銘の茶杓を使ったりしますよemoji

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