前世はゴミ箱さんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
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- 2019/6/12 15:03
- 令和を生き残る 2
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モバゲーを辞めた側の人間の中には引き継ぎが出来なかった事を悔やみ、どうにかアカウントを取り戻そうと必死に運命に抗った者も少なからず存在したが、一方でアカウント奪還を諦める人間が続出している事を知るや否や、日本人の特性である集団心理が発動し周囲を巻き込みながら加速度的にユーザーが散っていく形となった。
対して私のようなトマト嫌いな人間は大人になった今もなおトマトが食べれず、トンカツ定食を注文した際に頼んでもいないトマトがトンカツに添えられていた場合に悪戦苦闘する羽目になる。それがプチトマトなら未だしも、普通サイズのトマトを切って添えていた場合は滲み出たトマトのエキスがトンカツに浸水し、それを食してしまうと最悪の場合、死に至るケースもある。
つまり、トマト嫌いの人間が定食を注文する際は常に死と隣り合わせにあると言える為、否が応でも必然的にメンタルは強化されていく。
「定食を注文したらトマトがついてくるんじゃないか」
「モバゲーを開いてもどうせもう誰もやっていないんじゃないか」
上記の二つは似てないようで似ている表裏一体の感情であり、この恐怖感や孤独感、喪失感をも跳ね除けられるアンチトマトの人間だけが現在のモバゲーを支えていると明言できるだろう。
数多くのフラッシュゲームがサービス終了となり、当時モバゲーの顔であった怪盗ロワイヤルと双璧を成すほどの盛り上がりを見せた海賊トレジャーでさえも2019年2月にサービス終了を迎え、いまやアバターで遊ぶだけのクソみたいな誰得SNSに成り下がってしまったモバゲー。
そんなmobageは現在オワコンと呼ばれ、落ち目にあるのは確実ではあるが、人々は忘れている。
日本に於けるモバイルゲーム、SNSの一番のパイオニアはモバゲーである、という事を。
友達と伝言板やミニメールでやりとりする楽しさ、サークルで知らない人間と同じ趣味で盛り上がるワクワク感、何もしてないのに突然ブラックリストされる理不尽さ。
皆が忘れているこのモバゲーの尊さを、私は生涯を賭して世間に訴えていこうと思う。
そしてこの意味の無い長文を最後まで読んだ者がいるのであれば、最大の感謝と賛辞を込めて私はこう言いたい。おちんちんびろーん