<どさんこ>さんとモバ友になろう!
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- 2012/6/14 17:17
- 星に願いを
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- あの時貴男は
ちょっと我慢すれば
必ず逢えるよ
そう言い残して
行っちゃった
あれから随分と
月日は流れ
時間と共に
髪の毛に白い物が
あちらこちらに
見え隠れしてます
あの日のままで
貴男の時間は止まり
消しても消しても
忘れる事が出来ず
時々立ち止まり
一人涙する自分が
今だに居ます
夜中眠れぬ夜に
空を見上げては
星に願いをかけ
頬伝う涙を
拭う事すらせず
一人あの日に
帰って居ます
でも貴男は
そこには居ない
いくら捜しても
髪の毛1本すら
残って居ない
唯一月見酒をする
この場所だけが
ぽつんとあります
あの時と風景は
変わりましたが
月見酒をするには
全くあの時と
一緒です
星は何にも言わず
だだ輝き続け
それを見ては
1人酒をし
月日の流れに
寄り添う形で
此処まで来ました
どれだけの歳月が
通り過ぎ
どれだけの時間が
流れ
1人星を見上げる
自分が居るのです
今一粒の涙が
もしかして
貴男に逢う事が
出来るとしたら
私は何にも言わず
迷わず流すでしょう
叶わぬ事と
分かって居ても
そうあって欲しい
その願いを
一粒の涙として
流す事でしょう
まだまだ月見酒をするには
肌寒い日々が続いて居ます
星に願いをかけ
月見酒をするまで
しばしそこで
待って居て下さい
また頑張って日々の
生活に精を出し
毎日生きて行きます
貴男は頭上から
私を見下ろし
精一杯の星の
瞬きを私の上に
注いで下さい
涙が零れ落ちない
様に
暖かい瞬きを
私に下さい
- あの時貴男は