ピストル(改)さんの日記

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- 2010/5/22 8:35
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- 犬の散歩で往復1㌔を歩いてきた。
  
  500㍍の折り返し地点で、まさかの腹痛に襲われた。
  
  しかも、怒涛のごとく押し寄せる波。
  
  少しの振動で、奴はやって来る。
  
  『や、やばい…』
  
  そう感じた俺は、早歩きで家に向かったが、その振動が腹に伝わり、寿命が容赦なく縮まる事に気が付く。
  
  『俺はここで負けてしまうのか!?いやっ!負けられねぇ!こんな所で、死にたくねぇ!!』
  
  全ての筋肉をｹﾂに集中して、再び歩く事を決断した!
  
  しかし、犬がまさかのｳﾝﾁﾀｲﾑ…
  
  苛立ちや、羨ましさ。
  
  様々な感情が俺を襲った。
  
  『もう少しだ!もう少しで、ﾍﾌﾞﾝに行ける！神よっ!』
  
  意識が遠退き始め、歩くｽﾋﾟｰﾄﾞは、田舎の爺さんﾗﾝｷﾝｸﾞ上位に食い込むほどの低速。
  
  俺は何故生まれて来たのか…
  
  俺はどうして、腹痛に襲われているのか…
  
  走馬灯のように襲う、自問自答の嵐。
  
  ようやく家に近づいた瞬間、俺の目つきは野生化し、田舎の爺さんから、本物のﾄｯﾌﾟｱｽﾘｰﾄへと変貌を遂げた!
  
  玄関くぐり抜け、今までの想像を超えるｽﾋﾟｰﾄﾞで靴を脱いだ！
  
  靴は宙を舞う。
  
  まるで、天使が俺を祝福してくれるように…
  
  そして、俺はたどり着いた。
  
  ﾍﾌﾞﾝは本当にあったんだ…