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- 2015/5/20 22:10
- 稲川ジュンペイ2015 ①
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- 皆さん、こんばんは…。
お久し振りの稲川ジュンペイです…。
今回はこんなお話をどうぞ…。
【いじめの代償】
とある男子校、あるクラスの正(仮名)は家が金持ちで大人しい性格から、同じクラスの博之(仮名)率いる不良グループから酷いいじめを受け、金銭を奪われていた。
しかし、正が学校にいじめを受けている事を告白し、博之達は停学処分を受けた。
その事を逆恨みした博之と不良グループに、河川敷に連れてこられた正は、パンツさえも脱がされ全身真っ裸にされ、博之に殴る蹴るの暴行を受けた。
そして、博之は正の財布から全てのお金を抜き取り、『明日までに100万持ってこい!』と倒れ込んで激しく咳き込む正を再度何度も蹴った。
その時、『おめぇら!何やってやがんだ!』と叫びながら、博之に殴りかかる生徒が現れた。
彼は正と同じクラスの優等生でスポーツ万能で人気者の敦士(仮名)。
博之から正のお金を奪い返し、正に渡してやると、自分の上着を正の肩に掛けながら、『お前もこれで許してやれよ』と言ったが…。
敦士に抱き起こされた正は、ガタガタと震えながらブツブツと呟き始めた。
『……ゆるさない、ゆるさない、許さない!絶対に許さない!!』
そう叫ぶと助けてくれた敦士を突き飛ばして、走り去る正…。
その晩、自室で包丁で自分の体をめった刺しして、正は自ら命を断ってしまった…。
家族が駆け付けた時に、正は絶命するまで
『ゆるさない、ゆるさない、ゆるさない…』
と呟いていたそうだ。
同時刻、ある居酒屋で先程争った博之と敦士が仲良く酒を酌み交わしていた。
実は正をいじめて金銭を巻き上げようと指示していたのは敦士で、自分だけはいじめの嫌疑から逃れる為に、博之と共謀して自作自演の救出劇を演じていたのだ!
次のいじめを酒を飲みながら話し合っていたら、正が絶命してから程無くして、元気だった敦士が急に胸を掻きむしりながら苦しみだした。
その直前に偶然撮った写真に、酒を飲みながら談笑している敦士の背後に、物凄い形相で、敦士を掴む正の姿が…。
その後、訳の解らない事を叫びながら、居酒屋から飛び出して行った敦士は、猛スピードで走ってきたライトバンにノーブレーキで跳ねられ、悲惨な姿で絶命してしまった。
正はいじめの黒幕が敦士だと知っていて、自らの命で、敦士に制裁を加えたのかもしれませんね…。
稲川ジュンペイでした…。
- 皆さん、こんばんは…。