∮♪たぁ♪∮さんの日記

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- 2011/3/17 8:00
- 被災地から
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  地震、怖かったです。
  
  恐怖。初めて死を感じた出来事でした。
  
  多分、３分４分は揺れてた。いつまで耐えれば収まるのかと思ったところに、さらに強い揺れが襲ってきて、離れている子供たち、現場にいる旦那さんを思い浮かべて、涙が止まらない。もうだめだとも思いました。
  
  外の電信柱は木よりも激しく左右に上下に揺れて、バイクは転倒してた。
  
  パニックになりましたが、妹夫婦が冷静に対処してくれて、本当に助けられました。
  
  小さな子と２人この部屋にいたら、どうなってたか考えると恐ろしくて、恐ろしくて……
  
  家の中はめちゃくちゃです。とても今は住めない。
  
  津波は自宅のすぐ50メートルもないところまできました。
  
  子供たちをすぐ迎えに行き、旦那さんとも連絡取れて、ひとまず安心しましたが、停電で信号がないから、旦那さんと会えたのは、地震から６時間以上あとでした。
  
  たぁは、今、みんなでたぁの実家がある高台に逃げて、実家の家族、たぁ家族、妹夫婦、妹夫婦の実家家族、みんなで生活しています。
  
  余震も続いてますが、大丈夫です。
  
  テレビでは流れていない現実があります。
  
  こんな時に、強盗や、ひったくり、空き巣被害がたくさんあります。県外から、わざわざ来る馬鹿もいる。
  こんな時に…。
  
  だけど、助けてくれる人がいる。
  『ありがとうございます』と言うと、お互い様よ！って、見ず知らずの人がたくさん手をかしてくれる。
  道を歩けば、みんな『こんにちは』と、声を掛け合う。当たり前のように、助け合って、みんなで生きてます。
  本当にあたたかいです。
  
  一時は、ショックからか、母乳が出なくなりました。
  だけど、わたしがこんなんじゃいけない。
  子供たちのあたたかい笑顔が、わたしたち大人を笑顔にしてくれます。はげまされてます。
  
  みんな大変なのに、友達が、うちは家族が多いからって、食料や飲み物を分けてくれる。
  助けてくれる。
  
  いろんな地方の友達からメールや電話で連絡をくれる。
  
  本当にありがたい。
  助けられて生きてます。
  
  普段、いかに恵まれた生活をしてきたのか…よくわかりました。
  
  まだまだ、終わらないけど、問題が次々とくるけど、泣いていたって仕方ない。
  
  頑張ろう！
  きっと大丈夫！
  と信じて、今日も助け合っていきます！