●ヒロパパ○さんとモバ友になろう!
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- 2011/5/24 20:06
- 子ウサギ その7 奇跡
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- 飲む力もないベロに愛用のスポイトで水をあげました。ちょっとだけど飲みました。時間をかけてちょっとづつ飲んでいたのですが、急に飲まなくなりました。飲む力もなくなったのです。
「ベロごめん・・・そしてありがとう。」
何度もつぶやきました。
ベロ達が生まれて一ヶ月のことが思い浮かんできました。
安易に考えてた子育て
邪魔にも思った時期もありました
日に日に成長していく姿を思い浮かべては後悔の念に押しつぶされそうでした。
走り回りたかったね
ご飯を一杯食べたかっただろうね
ベムともっと遊びたかっただろうね
いろんなベロの希望を考えては自分の涙を流しました
もうベロに生きていく力はなかった
死んでいくのを見守るのが最後に俺のできることだと思い、ベロの大きく膨れたお腹辺りをずっとマッサージしました
その自問自答とマッサージをどのくらいしたのかはわかりません
でも奇跡は起きたのです
起きる力もなかったはずのベロが私の指を弱った力でかみました。その時私は「ありがとうってサイン」だと何故かそう思いました。
もう休んで良いよ。お疲れ様・・・
そう思った瞬間、またかまれました
「あれ?おかしいな?」
死ぬと思ってたベロがなぜ何度もかむのだろうか?不思議でした
その動作がが何度か続くうち、ベロは起き上がったのです!座ったのです!
単純に生き返った!
そう思いました。そして直ぐに砕いたグロース(えさ)を口に持っていくと食べたのです!
奇跡ってあるんだ。すごい!そう思いながらグロースと水を交互にやっていくうちに、ベロは走り回るくらい元気になったのです。
そしてうんちもおしっこもしました。
ああ元気になってくれてよかった。助かったんだと思いました
でもお腹の張りは小さくはなってないので、死ぬ瀬戸際にいたベロが朝の状態に戻ったにすぎなかったのです
- 飲む力もないベロに愛用のスポイトで水をあげました。ちょっとだけど飲みました。時間をかけてちょっとづつ飲んでいたのですが、急に飲まなくなりました。飲む力もなくなったのです。