パンッ万さんの日記

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- 2009/10/31 17:59
- 一昨日はハリウッド
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- 仕事中の話である。
  僕はいつもどうり
  屋根に登り洗浄機で
  水洗いをしていた。
  だが、その現場の屋根は
  記号で表すと
  「/」位、急な屋根だった。
  少し話がそれるが
  その家は古い屋根で
  その形はひしぶき屋根だった。
  簡単に説明しよう。
  ◇がいっぱい重なっている
  屋根なのである。
  その家は森が家の裏にあり
  木の花粉やら虫達やらで
  裏の屋根はコケや、
  虫達で汚かったのだ。
  正面は綺麗だったぜ。
  
  話がもどっちゃうぞ。
  
  最初は正面の屋根を
  水洗いをしていた。
  こんな「/」屋根だったから
  綱を命綱がわりにして
  手で握っていた。
  正面もなかなか滑っていたが
  元々綺麗だったから
  なんとか洗い終わった。
  本題がここからだよん。
  裏の水洗いをし始めて
  数10分……僕は
  上司に手が痛いから
  上に登って休みたいと言った。
  そうして上に登り始め
  途中何回か滑ったが
  綱を握っていたため
  だいじょうぶだった。
  やっと上に着いた。
  そう思い、綱を離し、
  裏手で掴めるところを
  つかんだ瞬間足が滑り
  手も滑ってしまったよん。
  落ちている時は
  助かろうと必死で
  すぐに体勢を立て直し
  右側にあった綱を
  素早く、的確につかんだ。
  よし！と思い上を見たら
  まだ綱は上司の手にはなく
  そのまま５メートルくらい
  滑っていったのだ。
  その時上司は焦りながら
  体を乗り出して左手で
  綱を力強く掴んだ。
  だが、僕は滑って
  勢いが強くすぐには
  止まらなかった。
  その上司を滑りながら
  見ていた僕は死ぬのかな。
  そう思ったりもしたんだぞ。
  その上司の左手からは
  手と綱が擦れ合い、
  白い粉のような物が
  わしゃわしゃと出ていた。
  どうにか、屋根の真ん中
  あたりで止まったから
  良かったが本当に
  死にかけたのだ。
  その後足が震え
  それが収まった頃には
  手からわしゃわしゃ出た
  白い粉を頭の中で
  リピートしながら
  笑いの壷に入り
  5分ほど爆笑だった。
  
  ハリウッドの世界の
  ような一日だった。
  
  下の写真はその
  実写ハリウッド撮影現場だ。