日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
-
- 2011/12/16 17:00
- えりかのフランス日記
その1
-
- コメント(19)
- 閲覧(99)
-
-
- 皆様、いかがお過ごしでしょうか
えりかは先月21日に関西国際空港を離陸し、空路、エールフランス直行便にてパリへ向かいました今回の旅の目的としましては、
①ピアノのレッスンを受ける
②パリとその郊外の世界遺産見学
③パリ市内の美術館鑑賞
としました①につきましては、内容が非常に高度かつ専門的になるため、この場では割愛させていただきます。今回は②パリ郊外の世界遺産見学について、お話します
まず、世界中の世界遺産の中で最も美しい修道院、モン・サン・ミシェルです(写真)
パリから車で約5時間、ノルマンディとブルターニュの海岸にそびえるモン・サン・ミシェルは、海の中の岩山にあります。この美しい修道院は、尖塔の先に大天使ミカエルの像をいただいています。建造されて約1300年、百年戦争やフランス革命、2度の世界大戦を経て、守り続けてこられました。中庭に面した回廊は特に美しく、フランス国王も訪れています。古くから巡礼の聖地とされ、その昔は満潮時には巡礼者を阻んでいました。テラスから見た大西洋は絶景です
外のレストラン『ラ・メール・プラール』で、名物のプラールおばさんの巨大オムレツをいただきました
ちょっぴり塩味のオムレツは、直径約30㎝
お土産に、プラールおばさんのクッキーを買いました
次に、パリから鉄道で約1時間半、ルーアン大聖堂です(写真)
この大聖堂は、画家モネの心をとらえ、数十点にも及ぶ作品が描かれています。13世紀に建造されたゴシック様式のたいへん素晴らしい大聖堂です。また、ルーアンには、ジャンヌ・ダルク教会があり、この前の広場で1431年、19歳のジャンヌ・ダルクが火あぶりの刑にて絶命しました。
そして、世界遺産、シャルトル大聖堂です(写真)
パリから鉄道で約1時間
11世紀建造のこの大聖堂は、左右に2本の尖塔を持ち、右側がロマネスク様式、左側がゴシック様式になっています。欧州屈指の名建築の教会内部には、聖母マリアの服の一部とされる聖遺物が保管され、この街も古くから巡礼の地でありました。さらに、マリア像のステンドグラス『美しき絵ガラスの聖母』は、青い光がシャルトルブルーと呼ばれ、幻想的で荘厳な美しい空間です。
ノルマンディー、ブルターニュ地方は、牧草地が広がり、地平線にまで達しています。そのような美しい風景が、この国の豊かな芸術の原点になっているのかもしれません
- 皆様、いかがお過ごしでしょうか