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    • 2013/6/16 23:35
    • 小説の練習 第12話
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    • 相変わらず、上からだなぁ

      どっからくるんだその自信

      ボクは、真っ直ぐにボクを見るリエから視線をはずした

      今ここでボクが抱えてるものを全て吐き出すわけにはいかない

      『そうなればいいね』

      やっと口にしたのはそんな陳腐なこたえだった

      『なるよ、ヒロはきっとなる』

      ボクは、ゆっくりとうなずいた

      なんだろうね、まだボクのことなんてなんにも知らないだろうに

      『今日ここに呼んだのは、私の全てを知ってほしかったから』

      『あとわたしはヒロのことめったに好きっていわない、だけど、ヒロは好きとかほめたりとかしなきゃダメだよ』

      『なんで?』

      『だって、それで女の子はきれいになるんだから、ヒロだってきれいなカノジョのほうがいいでしょ』

      なんかわかったようなわからんような

      『ボクはきれいになんなくていいのか』

      『男は甘やかすとつけあがるからね』

      なんだそれ

      まぁそれがルールなら従うけどな



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