気高 高貴さんとモバ友になろう!
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- 2013/6/16 0:11
- 小説の練習 第11話
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わかったと言ったものの
もし家族とかと会うとなると緊張すんなぁ
今日の服装は、ディオールのキレイめでよかった
なんて考えたけど
一人暮らしでした
まぁ、それはそれで緊張するけど
『さぁどうぞ、入って』
リエの部屋は、モノトーンでシンプルな感じで、所々に女の子っぽい小物がある感じだった
そんな中、不自然に伏せられたフォトフレームに目がいく
リエが紅茶を入れてる隙にちょっと見てみた
『えっ』
思わず声がでた
『やっぱそれみたぁ』
そこにはボクの写真かはめられてた
『ヒロはさぁ、女子の間でけっこう人気あるんだよ
講義も面白いしね』
そうなんだ 知らんかったぁ
『だから、隠し撮りの写真とか出回ってんの』
マジかぁ こわっ
『あっ、今、悪いこと考えたでしょ』
悪いこと?考えてないし
『手当たり次第ものにしようとか』
考えてないよぉそんなこと
てか、写真とかマジはずいし
『まぁ、ヒロはそれはないか』
『ところで、ヒロはなんでそんなに冷めてるの?』
えっ
『いつもすごく冷めた目をしてるじゃない』
『そうなぁ、自分ではわかんないなぁ』
そんな風に見えるんだな
ただボクは、冷めてるわけじゃなくて、もう恋愛をあきらめてんだよ
そう言おうとしたがやめた
『ボクは、つきあった人を不幸にしてしまったからね』
『それで?』
『だから、幸せになる資格がない』
『なにそれ?』
リエは笑いながら言った
『そんな考えはわたしが改めさせてあげる』