気高 高貴さんとモバ友になろう!
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- 2013/6/11 3:20
- 小説の練習 第8話
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そのあと食事をして
いつもの待ち合わせ場所まで送ると
ボクは、短い別れの言葉を口にしてそっと車をだした
そして、何気なくルームミラーを見る
別れたばかりの理恵子は、早くも携帯を取りだし、誰かにメールかコール
まぁ、そんなもんさ
本気になったらいいわらいもんさ
ボクは自分を笑った
ただ、口元は笑っても、ココロは笑っていなかった
いや、むしろどうしようもないさびしさに襲われていた
すると、そんなときにいきなり電話
ボクはまだチラチラとルームミラーをみながら、反射的にでた
『もしもし』
『センセイ、会いたい…』
ボクは、すぐに車を止めて
理恵子のところまで走った
何が何だかわからなかったけど、理恵子の会いたいって言葉が頭をリフレインする
そして、理恵子の前まで来ると強く抱きしめ
耳もとで一言
『好きだ』
…………………
『センセイ、やっと言ってくれたね』