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    • 2012/12/19 0:23
    • 小説の練習 第6話
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    • 今日もボクは走ってる

      整備に出してたボクのもう1台の愛車、ランチアデルタHFインテグラレーレエボルツオーネが帰ってきたから。

      こいつのエンジンはえらくナーバスで、すぐに機嫌をそこねる

      まるで、ボクのまわりに現れるオンナの人達のように

      ただ、ボクの愛車たちは古く、20年近く前の車だ

      その時代の車のデザインには、今の車にはないソウルを感じる

      それだけだ。ただそれだけ。オンナは関係ない。

      運転にもちょっと飽きてきて、ふと、理恵子のことを思った

      あれから、おはようとかお疲れとかって、ほとんど義務のようなメールは送ってるが、なんの音沙汰もない
      (だって話すこと特にないんだもん)


      とその時、前方の車が、突然、横の車とぶつかり事故を起こした

      ボクは、なんとか巻き込まれずにすんだが、心臓が縮みあがった

      車を路肩に寄せ

      何を思ったのか、理恵子にメール

      『運転してたら、目の前で事故ってビックリ!!!』

      送信して、1分もたたないうちに、理恵子から電話

      『センセイ大丈夫?』

      緊迫した理恵子の声が耳に響く

      『う、うん、ボクは巻き込まれてないから』

      『あぁ、よかったぁ あたし、ビックリしたよ』

      『そっか、ごめん』

      『うぅんん、いいの センセイが無事なら』

      (なんか、悪いことしたな そんなに心配とかされると思ってなかったし)

      『うん、無事だよ』

      『ところで、あたしのことずっとほっといて、何1人でふらふらしてんのかなぁ』

      『えっ、ちゃんとメールしてたよ』

      『あんなのはメールじゃない 努力も認められないD判定よ』

      『C’でギリギリ合格とかじゃなく?』

      『うん、違うね』

      (やっぱりか なんとなくわかってはいたが)

      『でも、そんなかわいそうなセンセイに追試のチャンスをあげよう、リエの欲しいものを1つプレゼントするってのはどお?』

      『えぇっ それは、ちょっと』

      『大丈夫!今度の金曜空けといてね』

      またもや、一方的に電話は終わるのであった





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