気高 高貴さんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
-
- 2012/12/7 3:18
- 小説の練習 第4話
-
- コメント(2)
- 閲覧(27)
-
-
うーん、なんて返信するべきか?
とりあえず、ゴメンかなぁ
いや待て、こういうタイプは、意味もなくゴメンじゃ余計、火に油だ
なんて考えること15分
突然の着信。
理恵子からだ。
メール打ったりしてて、自分の意思とは関係なく出てしまった。
とっさに、裏声で
『ただいま、電波のとどかないところにおられるか、電源が』
と言ったところで
『センセイ、返信おそっ』
とボクの一連の小芝居を全く無視したお言葉。
(そこは、ちょっとは拾ってくんないと、こっちの立場がないわけで)
とりあえず気持ちを立て直して
『ちょっと、仕事が忙しくてメール見てなかった』
『電話はワンコールも終わらないうちに出たのに?』
『うーん、それはメールの着信のときには、席を外してて』
『まぁ、いいや。次のご飯いつ?』
『うーん、いつが空いてんだっけ?』
『いつでも空けれるよ』
『じゃ、次の金曜かな』
『わかったよぉ、今度は、リエの家まで迎えにきてね』
『家知らないんだけど』
『大丈夫。後で住所と地図メールしとく』
『わ、わかった』
『あと、センセイ、電話はすぐに出られるみたいだから、これからは、用がある時は電話にするね。ぢゃ、金曜日よろしく』
とかなり一方的な電話が終了した。