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    • 2012/12/5 6:25
    • 小説の練習 第3話
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    • あれから2週間たつが、理恵子からの連絡は全くない

      それどころか、授業中も相変わらずで、学校での態度は、この前の時のような親しみある態度は、1欠片もなかった。

      ちょっとだけ、理恵子とどうかなるんだろうかなんて考えた自分が恥ずかしくなった。

      ボクの心の時間は、ずっと止まったままなんだろうな。

      このままずっと…

      そんなことを考えていたら、無性に海が見たくなり、ボクは、車のキーをとった

      幌を外し、オープンにして走らせると、10月の夜の風が気持ちよかった

      走っている時は、ストイックに走ることに集中できる、信号待ちでふと我に返ったときに耳に入るピアノの音が、ちょっとだけ弱くなってるボクの心に響いた…

      防波堤に座り、潮の香りと波の音につつまれると、何故か落ち着く

      目がなれて波のうねりが微かに見える頃には、自分の小ささに嫌悪感を抱きながらも

      (あぁ、これで二時間のタイムロス、でも睡眠時間を削ればなんとかなるさ。)

      なんて思いながら、日常とのシンクロを取り戻す。

      もうちょっとだけここにいたいと思いながらも、重い腰を上げたとき、携帯のメール着信音が、静けさの中に響いた


      『ずっと連絡ないけど、このままぢゃ、寂しさ通りこして、怒りになるよ』

      (えっ、ボクから連絡するわけ?確かにこの前アド交換した、いや、させられたけどさぁ)

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